![修学院離宮、上離宮・隣雲亭からの景色](https://farm2.staticflickr.com/1636/23736967703_fec367e672.jpg)
先日、京都市内にある修学院離宮へ行きました。
修学院離宮とは
17世紀中頃に後水尾上皇によって造営された山荘で、現在は宮内庁が管轄しています。
参観は無料で、事前に申し込みが必要です。
18歳以上、1回の申込で4人までと注意点がいくつかあります。
詳しくはこちらをご覧ください→宮内庁参観案内:申込要領:仙洞御所・桂離宮・修学院離宮
アクセス
京都駅から北東方向、比叡山の麓にあります。
![修学院離宮、京都地図](https://farm2.staticflickr.com/1490/23996372439_5260bc693d.jpg)
地下鉄烏丸線・国際会館駅から市バスで修学院道へ行き、約15分歩きました。
電車ですと、叡山電鉄・修学院駅より徒歩20分です。
修学院離宮到着
11時の回を申し込みました。
10時半過ぎに到着した時には既に門の前で待つ人が見えました。
![修学院離宮、入口](https://farm2.staticflickr.com/1501/24337580666_7221d2fe41.jpg)
20分前より受付が始まり、予約と身分証明書の確認した後は待合室へ行きます。
待合室には返金式のロッカーや売店があり、時間になるまでビデオを見て待ちました。
約40名の参観者の中には、外国人も数名いました。
頂いたパンフレットです。
宝くじの社会貢献広報事業により作られていることに驚きました。
![修学院離宮、パンフレット](https://farm2.staticflickr.com/1637/23995992549_d0a0cb688f.jpg)
修学院離宮は、下離宮・中離宮・上離宮の3つの離宮からなります。
広大な敷地で全行程は約3キロです。
先頭はガイドさん1名、最後尾は警備の方が1名おられました。
下離宮
緩やかな坂を上り、下離宮へ向かいました。
![修学院離宮、下離宮への道](https://farm2.staticflickr.com/1454/24255552002_ce37cbbd16.jpg)
下離宮の入口、御幸門です。
![修学院離宮、下離宮・御幸門](https://farm2.staticflickr.com/1483/24337581356_89e0dfcbbe.jpg)
門を入ると庭園が広がります。
![修学院離宮、下離宮・庭園](https://farm2.staticflickr.com/1696/24068210400_f061962eac.jpg)
寿月観(じゅげつかん)
![修学院離宮、下離宮・寿月観](https://farm2.staticflickr.com/1484/23736968163_9fcc20bb6c.jpg)
こちらは一の間で、全部で3つの間からなります。
下離宮から中離宮へ
下離宮から中離宮へ向かう道の両側には田畑が広がります。
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途中に竹でできた車止めのようなものがありました。
![修学院離宮、中離宮・入口](https://farm2.staticflickr.com/1639/24255551482_233ba593c2.jpg)
中離宮
楽只軒(らくしけん)です。17世紀の古い建物です。
![修学院離宮、中離宮・楽只軒(らくしけん)](https://farm2.staticflickr.com/1538/24255551582_c69552ebd4.jpg)
庭園には立派な松がありました。
空間を贅沢に使っていますね。
![修学院離宮、中離宮庭園・松](https://farm2.staticflickr.com/1603/24068209740_19f3f79876.jpg)
石橋を渡ります。
![修学院離宮、中離宮庭園・石橋](https://farm2.staticflickr.com/1653/24281298451_6b86af232d.jpg)
客殿内にある、祇園祭の鉾の絵が描かれた杉戸です。
狩野敦信によって描かれたと言われています。
![修学院離宮、中離宮・客殿祇園祭の鉾](https://farm2.staticflickr.com/1453/24255551552_6420d476f2.jpg)
松並木を通り、中離宮から上離宮へ向かいます。
緩やかな上り坂になっています。
![修学院離宮、松並木](https://farm2.staticflickr.com/1720/23735592654_138e2ce3e1.jpg)
上離宮
上離宮は最も山に近いため、動物対策の柵に囲まれています。
![修学院離宮、上離宮・出入口柵](https://farm2.staticflickr.com/1716/23995992229_5ff11262bf.jpg)
急な石段を上ると、京都の街が見渡せます。
![修学院離宮、上離宮・京都市街景色](https://farm2.staticflickr.com/1699/24255551872_a6c341203b.jpg)
隣雲亭(りんうんてい)です。
![修学院離宮、上離宮・隣雲亭で休憩](https://farm2.staticflickr.com/1587/24068210040_71e13d8f93.jpg)
隣雲亭から浴龍池(よくりゅうち)が見渡せます。
![修学院離宮、上離宮・隣雲亭からの景色](https://farm2.staticflickr.com/1636/23736967703_fec367e672.jpg)
見事な景色です。
修学院離宮を作られた後水尾上皇も、同じ景色を楽しんでおられたのでしょうね。
池の向こうには鞍馬・貴船の山が広がります。
隣雲亭から石段を下ります。
![修学院離宮、上離宮・庭園](https://farm2.staticflickr.com/1570/23736967903_1c6faf85ea.jpg)
楓橋です。秋には紅葉が綺麗とのことです。
![修学院離宮、上離宮・楓橋](https://farm2.staticflickr.com/1442/24281298821_55bff6d0b1.jpg)
窮邃亭(きゅうすいてい)です。
左側の窓から浴龍池を望むことができます。
![修学院離宮、上離宮・窮邃亭(きゅうすいてい)](https://farm2.staticflickr.com/1486/24337581196_9d99ac42d3.jpg)
装飾やモノがない部屋、美しいですね。
浴龍池をぐるっと一周しました。
![修学院離宮、上離宮・浴龍池](https://farm2.staticflickr.com/1517/24255551752_bb7c1cfd5f.jpg)
1986年5月にイギリスのチャールズ皇太子とダイアナ元妃もこの庭園を散策されたそうです。
まとめ
1時間強の参観で約3キロを歩きました。
慣れない石段や砂利道を歩きアップダウンもあったため、結構疲れました。
広さとは贅沢だと感じました。
慌ただしい日常をしばし忘れ、ゆったりとした時間の中にいました。
今度は新緑や紅葉の季節に行きたいと思います。
事前申込で18歳以上ということからゆっくり見ることができ、ガイドさんの説明もあるのでおススメです。
よろしければチェックしてみてくださいね。
以上、修学院離宮のご紹介でした。
参観案内のサイトはこちらです→宮内庁参観案内:施設情報:修学院離宮