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【本】「好き」を超えたら「似合う」がある(政近準子 著)。大人の女性ならではのオシャレ術

 

パーソナルスタイリスト・政近準子さんの本を読みました。

「はじめに」の部分で、多くの大人の女性がファッション迷子になる理由のひとつは「若い女性」ではなくなってしまったから、と書かれていきなりへこみましたが・・・

読んでいくうちに工夫で何とかなりそうという勇気をもらいました。

特に気になった3つのポイントをご紹介します。

 

 

店員さんの「お似合いですよ」はどこまで信じる?

試着をする時、店員さんの言葉は「お似合いです」「素敵」がほとんど。

「あー、似合わないですね」とは、めったに言われませんよね(笑)

紹介されていた、店員さんの本音を知るためのコツがこちら。

  • 言葉よりも表情←本当に嬉しそうかどうかをチェック
  • ふたつの候補から、どちらが似合うかを聞く
  • 「どの部分が素敵?」「なぜ?」とさらに聞く

次のようなシチュエーションは要注意です。

  • 「入りましたね!」「全然大丈夫です」←履けることと、着て美しいかは別
  • どんな質問にも「これで大丈夫」という答えが来る

私は小心者で店員さんとのやり取りは緊張しますが・・・頭に入れておき、チェックしたいと思います。

 

好きを超えたら似合う、shop

 

装いはギフト

大人の女性ならTPOに配慮した服装をするのは当たり前。

それにプラスして、相手と社会での自分の位置を考えることができるのが、素敵な女性とのこと。

著者は、Time(時)、Place(場所)、Occasion(場合)にプラスして、Person(相手)とSocial(社会)を加える、「TPPO+S」という考えを提唱しています。

「自分の着たいものを着る」という自分本位の考えのみでなく、「相手がどう感じるか」までを考えて装うことも必要であり、それが大人の品格につながるのです。

この部分を読み、ハッとしました。

私はTPOは考えますが、相手がどう感じるかまでは頭が回りませんでした。

いくら自分が好きなファッションで満足していても、一緒にいる相手をイヤな気持ちにさせてしまうのは残念ですね。

 

好きを超えたら似合う、装いはギフト

 

お金をかけるべきアイテム

ファッションにいくらでもお金をかけられる!という方は少ないはず。

限られた予算の中で、お金をかけるべき2つのアイテムがこちらです。

1.自分の「難あり」部分のアイテム

たとえば、太ももの太さが気になるのなら、ボトムスは体型をカバーしてくれる作りの、少し高いものを選ぶということです。

体型に気になるところがなければ、アクセサリーや靴などの小物やインナーを少しいいものにするのがおすすすめとのこと。←うらやましい限りです!

皆さんの「難あり」部分のアイテムは何でしょうか?

私の場合、靴とパンツです。本当は全部と言いたいですが・・・

  • →冷えとり健康法で靴下を10枚履くため、合う靴がなかなか見つからない
  • お尻~太ももが太め→見た目がスッキリするパンツに出会いにくい

数を少なくすれば、1アイテムにかけるお金を増やすことができそうですね。

冷えとりについての記事はこちら。
冷えとり健康法

 

2.コートやジャケットといった、アウター

理由は、他人の目に触れる機会が多いため。

こちらの本と同意見でした。

書評です。
【本】普通の服を、はっとするほどキレイに着る(佐藤治子 著)。少ない枚数で年齢に合ったオシャレのコツ

 

好きを超えたら似合う、靴

 

おわりに

「ファッション迷子」の女性から寄せられた77の悩みや質問に答える形式で読みやすく、アラフォー世代には参考になる点がたくさん。

答えも、先に結論→なぜなら~の解説が続くため分かりやすかったです。

アドバイスはすぐにでも始められることばかり。

ファッションに迷ったときに見返したくなる、そんな本でした。

 

本書はこちらです。