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【書評】ミニマリストの持ちもの帖(尾崎友吏子 著)。全てがミニマムでなく必要なモノは持つ暮らし

 

ブログ「cozy-nest 小さく整う暮らし」尾崎友吏子さんの4冊目の本を読みました。

尾崎さんが小さい暮らしのために残した逸品たち1つ1つがイラストで紹介されています。

印象的だったのは「何でも減らせばいいのではなく、快適に暮らすために数が多いモノもある」という点でした。

 

イラストがたくさん!

家族5人(ご夫婦+3人の息子さん)の尾崎さん宅で、現在使われているモノたちがイラストで紹介されています。「〇〇の点がお気に入り」といったワンポイントアドバイスも参考になります。

どちらも我が家で使っています!でも、私は不器用なので、編まないたわしを愛用中。
簡単5分で完成!編まないアクリルたわし。

 

 

フィッツケースは整理収納アドバイザー御用達だそう。我が家でも使いやすくて活躍しています。

 

全てがミニマムでなく、必要なモノは持つ

ただ減らすのではなく「多いほうが時短になる場合や用途別に必要ならば持つ」という点に共感しました。

例えば、

  • 水筒→11個保温・保冷機能のありなし、タンブラー型、お子さんのスポーツクラブで1日練習で必要な2Lなど
  • 作り置き用のガラス容器と琺瑯容器→32個。ワーキングマザーで3人の食べ盛り男子のお腹を満たすためには必要

モノの数ではなく、管理できる範囲で自分には必要な量という基準が大切なのではと感じました。

 

適量も人により異なるもの。ものの価値は価格や量ではなく、それが人生を豊かにしてくれるかどうか、そして自分が敬意を払えるかどうかだと考えます。

 

コラムに注目!

持ちもの紹介の合間に5つのコラムがあります。

「なるほど」と共感する点がたくさん。

 

おわりに

今まで尾崎さんが出版された3冊と比べると、イラストの多さが特徴。インテリア雑誌やカタログを楽しむように、目で見て楽しめる本でした。

商品名が載っており、ネットやお店で簡単に検索できる点もうれしいです。

尾崎さんの逸品をヒントに、我が家なりの逸品を見つけたい。そう感じる本でした。

本書はこちらです。