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【書評】「ひとり力」のある暮らしかた(阪口ゆうこ著)〜目からうろこの外食に対する考え方

書評「ひとり力」のある暮らしeyecatch

 

大人気ブログ「HOME by REFRESHERS」阪口ゆうこさんの2冊目の本を読みました。

「衣・食・住・美・心・仕事・付き合い」について、いま現在のゆうこさんの思いや考えが書かれています。

ブログと同じように読みやすい文章で、ミニマリストらしいと思うところもたくさんありました。

書評「ひとり力」のある暮らしかた

外食は翌朝までのリフレッシュ

これまで「外食は無駄使いだと思っていたが、準備やあとの管理を考えるとそうでもない」と、ゆうこさんはおっしゃいます。

1日のはじまりに大いに影響を及ぼすから、翌日の清々しい朝時間の代金までを外食費として考える。
作る手間と暇と後片づけなどの管理のしんどさと翌朝の気持ちも含めてサービス料として計算します。

 

外食は準備や片付けだけでなく、翌朝の清々しい時間も含まれるのに目からうろこでした。

おうち焼肉はお値打ちではありますが、次の日は床がツルツルすべったり、部屋全体が油っぽくなりますね。

ゆうこさんは揚げ物やコロッケも家で作るのはやめたそう。

ズボラ主婦の私も揚げ物は家でしない派です。

 

継続できるのは、納得できるレベル

ゆうこさんは漠然と、乾いた洗濯ものはショップのように畳まなければならないと思っていたそう。

「見た目がよいから」がその理由です。

たたむ手間を省くために一時期はハンガーにかけっぱなし収納でしたが、今は「ほどほどたたむ収納」をしておられます。

自分以外の誰かが満足できるレベルでなくて、自分が納得できるレベルでいい。
(中略)
満足できるレベルよりも、納得できるレベルを目指せば継続はできます。

 

「満足」と「納得」をweblio辞書で調べてみると、

  • 満足→望みが達せられて不平のないこと。十分満ち足りていること。ある条件や基準を十分に満たしていること。完全であること。
  • 納得→他人の考え・行為を理解し、もっともだと認めること。

でした。

 

洗濯物に限らず家族が満足するレベルまでの家事をこなすのは、かなり大変だと思います。

無理やしんどさを感じながらの生活は、いつか限界が来てしまうかもしれませんね。

自分のできる範囲(=納得レベル)なら、無理なく続けられるのではと思いました。

 

書評「ひとり力」のある暮らし、スターバックス

 

ストレスを感じる前に予防

ゆうこさんが同僚に「ストレス解消のためにごはんへ行こうかな」と話した時のことです。

その同僚に「ストレスなんてないから、ランチや買い物は楽しい気持ちでしか行ったことがないですぅ。」と言われて、呼吸困難になるほどうろたえたそうです。

チリツモの日々の負荷を解消するために、特別に時間を作ったり、お金を使ったり、ストレス解消ってムダの宝庫。
ストレスはないに越したことはないです。根っこから取りのぞきましょう。

 

普段から「時間がない」と思っている私にとても響きました。

仕事や家事をやりくりして、わざわざストレス解消の時間を作る…よく考えるとおかしいですね。そしてお金も消えます

 

今のゆうこさんは「ストレスがたまりそう」と思ったら、たまらないように休憩を挟んだり、友人に話を聞いてもらったりしているそう。

完全なストレスフリーは難しくてもストレスがたまらないように、たまっても短時間で解消できるような仕組みを作りたいと思いました。

私の場合は、寝る・紅茶を飲む・音楽を聞くでしょうか。何パターンかあるとよさそうですね。

 

おわりに

この本には、ゆうこさんが自身を変えるために考えたこと・実践したことが紹介されている「暮らしのアイディア集」です。

家族と暮らす主婦はもちろん、シングルの方、これから結婚する方などすべての女性に共感できるアイディアがいっぱい。

コロナで気持ちが沈みがちですが、私もできることから実践して暮らしをアップデートしたいという前向きな気持ちになりました。

 

 

1冊目の書評です↓

「ゆるミニマルのススメ」阪口ゆうこ著 を読んで。お片づけの第一歩は、自分と家族を知ることから  ブログ「HOME by REFRESHERS」の、阪口ゆうこさんの本を読みました。 ...

 

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