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シンプルライフで楽に楽しく

小2息子・夫と暮らす主婦。毎日を楽しく暮らすために、モノを減らしたシンプルな生活を目指します。

「あなたのお部屋がイライラしないで片づく本」を読んで。アドラー心理学を取り入れたお片づけ

学び 学び-読んだ本

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散らかった部屋を見たり片づけをしていると、イライラすることはありませんか?

イライラすることが多い私は、アドラー心理学と片づけという意外な組み合わせに興味を持ち、こちらの本を読みました。 

 

著者について


丸山 郁美(まるやま いくみ)。勇気づけホームオーガナイザー

家族を味方につける「勇気づけのお片づけ」

 

本の概要


「嫌われる勇気」というベストセラーでおなじみの「アドラー心理学」のエッセンスを取り入れた片づけのコツが紹介されています。まず、アドラー心理学を取り入れることで、片づけに対するマインド(ココロ)を変えていき、その上で、心地よい部屋を作るための整理・収納といった具体的な方法が紹介されています。

 

私はアドラー心理学の本を読んでおらず、アドラー心理学がどのようなものかというイメージをこの本から学びました。

 

心に響いた3つのポイント

  1. イライラポイント=片づけポイント
  2. 片づけと掃除の時間を分ける
  3. モノを手放すのは「卒業」。前向きに

 

イライラポイント=片づけポイント


アドラー心理学では、人の心の中に矛盾はないという「全体論」という考え方があります。これは、「快・不快」の両方ともの感情は、自分がなりたい自分になるための本心から発せられた大切なメッセージとのこと。

そのため、イライラ=ダメではなく、イライラ=気づきのサインなのです。

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キッチンの戸棚を開けて、パスタがパタッと倒れていたりしていると「イラッ」と思う。その小さいイライラに気づくのが、おもしろくなってくる。
「本当は、パスタを手早く取り出して、ササッと料理をしたいのよね」「奥まで手を伸ばすの、面倒よね」と気づいてあげると、「じゃあ、そのために、どんな工夫ができる?」と考え始めて、対処できるようになってくる。

私は「イライラ=ダメ・気が短い」と思っていました。イライラした時はできるだけ早く「イライラをやめたい・やめなきゃ」と焦り、それができない自分に対してもイライラ。完全に悪循環ですね。

イライラの感情も自分のために表れているものだという考え方、目からうろこでした。

 

本書では、イライラ探しゲームによるお片づけ方法が紹介されています。

  1. 「イライラ・ポイント」を書き出す
  2. 片づけポイントがはっきり見えてくる
  3. ひとつずつ「不快→快」に改善
  4. 部屋中が「快」に変わるだけでなく、達成感・自信も得られる

 

片づけと掃除の時間を分ける


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みなさん、「整理・収納・片づけ・掃除」の4つを、しっかり分けておられますか? 

  • 整理:物を減らして、わかるように区別すること
  • 収納:場所を決めて取り出しやすくしまうこと
  • 片づけ:使った物を元に戻すこと
  • 掃除:埃や汚れを取り除くこと

私は「片づけ」を始めたものの、ホコリが気になって掃除も始めてしまい片づけが進まない…ということがよくあります。完全に片づけと掃除をごちゃまぜにしていました。

「ホコリがあっても、まずは片づける。掃除は後から」という強い意志を持つことが大切ですね。(もちろんホコリがないようにするのが大切ですが…)

 

著者のお宅では、片づけ → 夜寝る前、掃除 → 朝の旦那様とお子さんが起きる前とのこと。片づけが済んで何も出ていないし誰もいない朝の時間は、掃除のゴールデンタイムだそうです。

片づけながらの掃除は大変ですが、「片づけ」だけ、「掃除」だけと分けると短時間でできそうですね。

 

モノを手放すのは「卒業」。前向きに


モノが捨てられない理由としてよく出てくるのが、まだ使えるから・もったいないからではないでしょうか。

アドラー心理学的に言わせていただくと、「もったいない」という言葉を口にすることで、あたかも「私は物を大切にする人なんですよ」とまわりの人に向かってアピールし、片づけない言い訳をしているということ。
「もったいない」と思う時点で、もう卒業していい物だと、自分自身が教えてくれている、ということに気づいてほしいと思います。

 本当の「整理」とは、捨てることばかりを考えるのでは、ありません。
(中略)
それよりもっと大事にしていただきたいのは、「大切な物といかに仲良くなるか?」ということ。

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モノを手放すのは、モノを粗末にしたり悪者にして捨てることではなく「卒業」。感謝をして手放すことは未来に向けての新たな一歩、という前向きな行動ですね。

また「アドラー流お片づけ」では、モノを減らそうと頑張りすぎて無理に手放す必要はありません。(たとえ使わないものでも)大切で置いておいて心地よいものであれば、残してOK。捨てるモノにフォーカスするのではなく、これからの生活をともに過ごしたいモノを選びそれ以外は卒業、という視点でこれからの片づけを進めていきたいと思います。

 

まとめ


この本を一言でいうと「片づけのコツは、自分の感情に素直に向き合うこと」と言えるのではないでしょうか。

心地よい・楽といった「快」だけでなく、イライラ・ストレスといった「不快」な気持ちも自分の本心から発せられたメッセージ。目をそむけたりフタをしないで、しっかり向き合っていくとお片づけがうまくいく、そんな勇気をもらいました。

 

ほかにも、以下の言葉が印象的でした。

  • できていないところではなく、できているところに注目
  • 1か所だけ、いつもきれいにしておく場所を決めておく
  • 散らかすことは行動すること。生きていること

 

心理学の面からお片づけを見る、面白い本ですよ。そして、アドラー心理学の本をしっかり読んでみたくなりました。

本書はこちらです。 

 

 

 

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