![流氷、おーろら号流氷帯](https://farm2.staticflickr.com/1678/25122445229_ec3d1bebc7.jpg)
2月に北海道へ流氷を見に行きました。
今回は2つの流氷砕氷船である、おーろらとガリンコ号を紹介しますね。
旅の行程
2泊3日で網走と紋別へ行き、流氷砕氷船2つとJR北海道の流氷ノロッコ号に乗りました。
旅行は個人手配、飛行機はANAマイルを使って中部国際空港(セントレア) → 女満別空港を利用、網走で2泊しました。
網走ー紋別間は108キロ、バスで約2時間かかります。 北海道は広いですね。
![流氷、網走・紋別地図](https://farm2.staticflickr.com/1623/24859682184_462f4b1ddd_n.jpg)
小1息子が好きな乗り物づくしの旅行でした。今回は流氷砕氷船をご紹介しますね。
北海道の流氷砕氷船は2つ
氷を砕きながら進む流氷砕氷船は、網走のおーろらと紋別のガリンコ号があります。
- おーろら → 世界初の流氷観光砕氷船。南極観測船「しらせ」同様、船の重みで氷を砕く
- ガリンコ号 → 船首にあるスクリュー状のドリルを回転させてで氷を砕く
網走・おーろら
セントレアをお昼過ぎに出発、女満別空港へ15時前に到着しました。到着してすぐに寒さよりも、雪の多さに驚きました。
空港→網走中心部はバスで約30分です。
おーろらは道の駅(流氷街道)から出港します。
![流氷、おーろら号と道の駅](https://farm2.staticflickr.com/1580/25194385110_2ceebb6086.jpg)
おーろらは2隻あり、4月末~10月末は知床観光船として運行しています。今回乗船したのは「おーろら2」です。
![流氷、おーろら号アップ](https://farm2.staticflickr.com/1613/25122445329_4cc8372d6a.jpg)
16時半のサンセットクルーズで出港しました。
![流氷、おーろら号出港](https://farm2.staticflickr.com/1639/25489974515_f13cce4252.jpg)
港には大きな雪だるまがありました。
![流氷、網走港雪だるま](https://farm2.staticflickr.com/1707/25371532692_8a094ceb7e.jpg)
道東は陽が沈むのが早いですね。
![流氷、網走港夕焼け](https://farm2.staticflickr.com/1677/25463853516_2d05c26aa0.jpg)
港には氷は全然なく、しばらく進むと薄氷が見えてきました。
![流氷、おーろら号出港直後](https://farm2.staticflickr.com/1553/25489974475_ee9491babd.jpg)
氷はだんだん大きくなってきます。
![流氷、おーろら号流氷帯に近づく](https://farm2.staticflickr.com/1597/24859425274_63feef0403.jpg)
流氷帯に入りました。白い氷の世界が広がります。
![流氷、おーろら号流氷帯](https://farm2.staticflickr.com/1678/25122445229_ec3d1bebc7.jpg)
1階のデッキからは流氷が割れる様子を間近で見ることができます。寒いですが迫力があるので、デッキで見るのがおススメですよ。
![流氷、おーろら号流氷アップ](https://farm2.staticflickr.com/1485/25122445199_0028356606.jpg)
17時半に帰港しました。もう真っ暗です。
![流氷、網走港帰港](https://farm2.staticflickr.com/1487/24863275793_7393c0e657.jpg)
流氷が間近に見え、感動しました。とにかく寒かったのですが、寒さを我慢してでも見る価値は十分ありました。防寒対策はしっかりしてくださいね。
公式サイトはこちら。
冬の醍醐味、流氷観光|網走流氷観光砕氷船 おーろら 公式ホームページ
翌日、網走から紋別へ行きました。
紋別・ガリンコ号2
ガリンコ号2です。網走のおーろらに比べると小さく、鮮やかな赤が目立ちます。
夏はクルーズのほかに釣り船にもなるそうです。
![流氷、ガリンコ号全体](https://farm2.staticflickr.com/1507/25194384820_4b608d4439.jpg)
10時半の便に乗船しました。中国からの観光客も多かったです。
![流氷、ガリンコ号乗船](https://farm2.staticflickr.com/1539/25371533022_3af124f863.jpg)
出港直後、船上から見た紋別港です。紋別港には薄氷が漂っていました。
![流氷、ガリンコ号より紋別港](https://farm2.staticflickr.com/1593/25489974305_659820a057.jpg)
船が進むにつれ、だんだん氷が大きくなってきます。
![流氷、ガリンコ号流氷帯に近づく](https://farm2.staticflickr.com/1585/25489974045_88ed479673.jpg)
流氷帯に突入。氷の上に雪が積もり、一面真っ白です。
![流氷、ガリンコ号流氷帯その1](https://farm2.staticflickr.com/1663/25371532762_4b3abee951.jpg)
船の前方がおススメです。ドリルが回転し氷を砕く様子が見えますよ。
「ガリンコ号」という名の通り、流氷の中を進む時はガリガリと音がして船が揺れました。
![流氷、ガリンコ号ドリル](https://farm2.staticflickr.com/1674/24859425194_6e8c4823d0.jpg)
真っ白な世界が広がります。
寒いですがなかなか見られる光景ではないと思うので、頑張ってデッキに立っていました。
![流氷、ガリンコ号流氷帯その2](https://farm2.staticflickr.com/1698/25122444779_353a32b87e.jpg)
このカモメは人間に慣れているようで、船と一緒に飛んでいました。
![流氷、ガリンコ号船上かもめ](https://farm2.staticflickr.com/1690/25122445019_8a2d1cb61c.jpg)
紋別港に帰港。
![流氷、ガリンコ号帰港](https://farm2.staticflickr.com/1696/25122445049_3fdf27d7a7.jpg)
船を降りると、紋別のゆるキャラである紋太(左)とモンベモン(右)が待っていました。
![流氷、ガリンコ号・紋太とモンベモン](https://farm2.staticflickr.com/1617/25397167001_6e8c4823d0.jpg)
ガリンコ号でもしっかり流氷を見ることができて楽しかったです。
公式サイトはこちら。
2つの流氷砕氷船を比べてみて
正直、どちらも良かったです(笑)
それぞれの船に特徴がありますしね。
行程の都合上などでどちらかを選ぶならば…以下の理由からおーろらにすると思います。
- アクセスのしやすさ ← 紋別空港より女満別空港の方が飛行機の便が多い
- おーろらの方が船が大きく、予約が取りやすい
原因ははっきりしませんが流氷は年々少なくなっているそうで、今シーズンは特に流氷が来るのが遅かったようです。
初めての流氷旅行で十分に流氷を体験できたのはラッキーでした。寒さ以上に流氷の思い出がしっかり残りました。
以上、流氷砕氷船・おーろら&ガリンコ号の乗船記事でした。
JR北海道の流氷ノロッコ号は別記事でご紹介しますね。
昨年は飛行機のマイルを使って石垣島へ行きました。
おすすめトラコミュ